江藤博利の 
『やっちゃいましたPART.4

〜土曜の夜は最高さ〜
2004年7月30日〜8月1日 5公演  新宿シアターサンモール
2004年7月31日 18:00〜、8月1日 13:00〜、16:00〜 観劇(感激)しました
いや〜、面白かったっす〜。
題名の通り、元ずうとるびの江藤博利さん主宰の劇団で今回で4回目の
「やっちゃいました」シリーズ。
今回は、怜胡さんの復帰後本格活動開始、そして我らがTomoちゃんの
舞台初観劇(感激)、そしてずんこさんのお知り合い初ステージということで
気合入りまくりの3ステージ連続観劇してまいりました〜

題材は70年代のディスコ。
ちょうど僕の年代が一番わかるものだったんで、でてくる話、出てくる曲が
めっちゃなつかしく感情移入がしやすかった。
で、舞台の中身なんだけど僕が今まで経験したことのないお客さんとの掛け合いを
取り混ぜたとっても楽しいもの(まあ、掛け合いはほとんど江藤さんでしたが)
笑うべきところを注意したり、会場の重い雰囲気を指摘したり(冗談調でね)
間違えたことを白状したり、そして全編に細かいギャグを織り込んで。
そんなキャッチボールをしながらの舞台だから
会場もとってもアットホームな雰囲気につつまれていました。
くすくす笑いありどっかんの笑いありで、もうばっちりはまっちゃいました。
江藤さん、凄いっす!
「ウエストサイドトーリー」や「サタデーナイトフィーバー」もでてきて、もううるうるもの。
マジ、良かったっす。
で、我等がIFTEEZ軍団の役回りはというと。。。。。
みんなもう何度も出演しているベテランということで、もう最初から最後まで目立ちまくり。
まずは、怜胡さん。
もう初っ端から笑わせるんだもん。あの脱力ダンス。リズムに乗りながらも
鳥の巣三姉妹でゆらゆらゆら〜。もう一発でツボですよ。
そして、身の上話での泣かせる演技。
乱闘でのキーハンターの千葉ちゃん張りのアクション!
まだまだあります。怒り心頭のときの「笑う世間・・・・」のショートコント。
トントントン、熱ッ!表現できないんだけど、どっかんどっかんでしたよ。
(楽のユマサーマンは、ちょっと微妙かな。あの間がちょっとね(^^;;)
最後のジャンボ鳥の巣も凄かったっすよね。あご下のゴムまで切れる熱演でした(笑)
次にTomoちゃん。
今回は、世間知らずのかわいいお嬢様ということで、いつものはっちゃけが
発揮できなかったみたいだけど、でもさすが”女優”演技で魅せてくれましたね。
江藤さんとの英語の掛け合いは笑わせてもらったし、彼氏と口論の、そして張り手の迫力
彼を思う涙、そしてそして暴行を受けそうになるときの切羽詰った演技。
どれもこれも、初めて”女優 高間朋世”を感じられて、嬉しかったっすね。
それに、やっぱりかわいい。さすが、IFTEEZの姫!
あっ、ダンスも頑張ってましたよね。ちゃんと見てましたよ!
そして、最後に控えしはずんこさん。
役回りとしては、一番控えめなのかな〜って思ってたんだけどとんでもないとんでもない。
化け物次女のど迫力。そして、なんといってもすべての観客を持って行った
ダーリンとの人工呼吸からの一連のラブラブ演技。
受けすぎて江藤さんとTomoちゃんの演技が注目されず、江藤さんが困ってましたもん。
話が繋がっていかないじゃないか〜ってね。
もう、僕が見た初回の舞台では文句なくMVPでしたね。
それを魅せられたから、二回目以降ず〜〜〜っと見つめちゃいましたよ。(*^o^*)

他の役者さんもみんな魅力的でした。
失敗もいろいろあったみたいだけど、みんなでフォロー、お客さんを巻き込んでフォローと
とても素敵でアットホームな舞台でした。

ちょっと残念だったのは、お子さんが多くちょっと我慢できずに声を出してしまっていたこと。
でも、コンセプトでもある「誰にでもわかる笑い、舞台」っていう意味では
こういうお客さんも大切なんでしょうね。
それが証拠に、みんな満足そうな顔をしてましたもん。

江藤さん、声がかれるまでのがんばりご苦労様でした。
この素敵なコンセプトを続けるためにも、これからも頑張ってください!
応援します!



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STORY

時は1970年代。
ディスコ全盛のその時代に、連日満員で盛況な「サーカスサーカス」が舞台。
そこに伝説のダンサー「ひろ」ことヒロトシがいた。
今年もダンス大会を開催する季節がやってきた。今年は「ペア」での出場が条件。
余裕のヒロに対し、熱いライバル心を燃やす常連
鳥の巣姉妹のレイコ、ズンコ、オリエ。自称ディスコ界のキャンディーズといっているが
世間では チャッキリ娘とも。

そこへ、ダンス大会荒らしの二人組みがやってくる。
ダンスがうまいだけなら問題はないが、優勝するためにいろいろなあくどい手を使うらしい。
ある日、ディスコなんかまるで知らないお嬢様のトモヨが来店する。
友達がかっこいいDJがいると一緒に連れてきたのである。
偶然そのトモヨを見かけたヒロが一目ぼれ。友達を無視しなんやかやと
トモヨに近づこうと画策するヒロ。
ただ、そんなヒロも最近のDJの良介の様子がおかしいことが一方で気になっていた。

そんなある日、ダンス大会荒らし二人組みが、鳥の巣姉妹ズンコに因縁をつけ大乱闘となる。
そこに、事態を収めようとDJ良介が飛び込んでくる。またまたそこへ偶然きていた
トモヨが飛び出して良介に向かって叫ぶ。「良ちゃん!どうして、ここにいるの?」。
実は良介はトモヨの幼馴染にして婚約者。
父親通しの約束で婚約者にさせられているのだが
自分はトモヨを幸せにできるのだろうか。そんな現実から逃れるために
隠れてDJをやっていたのである。
「ディスコでは違う人間になれるんだ。なんとか強い自分でいたかったんだけど。やっぱりダメだ」
そんな良介を見て、トモヨは自分もディスコダンスをすることを決意する。良介の気持ちを知るために。

ヒロもまた良介の真意を知り励ますために、近くの演歌パブに誘う。
弱い心を指摘するヒロ。自分のことばかり考えて、トモヨの気持ちを考えていない。
素直な気持ちになれ。素直な気持ちでやっていくことが肝心じゃないのか?と。

ある日の「サーカスサーカス」。ヒロがセッティングしたトモヨと良介の話し合いの場。
しかし、現実から逃げる良介と口論となり店を飛び出て行くトモヨ。
そこにわなが待っていた。通りすがったダンス荒らしの二人組みがトモヨをさらったのである。
そして「サーカスサーカス」に一本の電話が。「ヒロ、一人で来い!」と。
駆けつけた場所には縄で縛られたトモヨの姿。解放する代わりにダンス大会に出ないように告げる二人。
すぐに承諾するヒロだったが、捕らえられそしてその目の前でトモヨが暴行を・・・・・
と思いきやどさくさにまぎれてヒロが暴行されてしまう。
そこへ駆けつけた良介。二人をあっさり片付けてトモヨを連れ帰る。ぼろぼろにされたヒロを残して。。。。(笑)

ダンス大会の直前、ヒロの前に荒らし二人組みが現れる。
批判覚悟でダンス大会に出して欲しいと願い出る。
ヒロは、ダンスへの熱意を聞かされ、ダンス大会への出場を承諾する。
3つの約束(二度と馬鹿なまねはしない。謝る。よきライバルでいること。)そしてもう一つ。。。

そしてダンス大会当日。
ヒロは帰ってくる。その二人とのペアで出場というウルトラCを引っさげて。

ヒロは、「サーカスサーカス」を出て行くことを決意する。「
「全国のディスコが俺を待っている」
「ダンスは明日への活力だ。サタデーナイトフィーバーは一人一人のものなんだよ〜」
の言葉を残して。。。。

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