江藤博利の『やっちゃいましたPART.5
踊る工事現場
2005年1月28日〜1月30日 4公演  新宿スペース107
2005年1月29日 14:00〜、1月30日 14:00〜観劇(感激)しました
江藤博利主催「やっちゃいました」公演PART5。前回のPART4に引き続き
TOMOチャン、ずんこちゃんの応援に行ってまいりました〜
っていうか、前回のこの公演めちゃめちゃ面白かったから
舞台の中身そのものにもほ〜んとに期待して観劇(感激)してきました。

今回の舞台は工事現場。江藤さん扮する昔かたぎの現場の親方と
労働者諸君、そしてその工事を発注した施主と建設業者が
現場での事件を発端に繰り広げる涙あり、笑いありの
人情ラブコメディー(?)でありました。
そして前回よりもパワーアップしていたダンス。その中にも笑いを取り入れてくれている。
江藤さんは、ダンスばらばらだな〜なんて言ってたけど、ちぃ〜っともそんなこと無かったです

ホント、この劇団の芝居。大好きです。また見に行きたいです。
芝居全編に展開されるギャグの数々。細かいギャグ、古いギャグ、笑えないギャグ(笑)
いろんな笑いをてんこ盛りに、しかもわかりやす〜く演じてくれます。
それにキャラクターの設定も楽しい♪
がらっぱち親方江藤さん、不気味な住み込みのおばちゃんずんこ、
親方のお嬢役のTomoちゃん、もろ現場にいそうなヤス
男勝りの男女の美穂、おっちょこちょいのノリ
国籍不明のJaJa、住込みの女の子亜矢魅
施主の恋人天然の好美、建設業者役のかっこいい大柴さん
そして、なかでも今回特筆ものだったのが松田ひろしさん!
見るからにコメディー向きのお顔立ちそして体系(失礼)
出てくるだけでくすくすってなっちゃうのはお得!ですね。
それだけじゃなく、投げられたり落とされたりでもうご苦労様でした。
そしてそして、やっぱり座長江藤さんです!
ご自身の演技が面白いのは当然のこと、周りも引き立たせよう引き立たせようって
舞台を引っ張っているのが良くわかりました。
千秋楽でヤスの出が早かった場面を、稽古場のごとくやり直しをさせて
余計に笑いを取る。うん、貪欲でとっても好感が持てました。

また笑わせるばかりじゃなくて、自分を捨てた親に対してなじる娘に対して
顔を張った後、
「子供を思わない親なんていない。特に離れていた親子はずっと愛情が深いんだ」
泣かせてくれます。
そして、別れのプレゼントとして靴を磨いてあげたあと、これも磨いてあげなきゃ
って、施主が子供のことを思ってずっと持っていた小さな靴を磨いてあげるとき
「おかしいな〜、磨いてんのに曇ってきやがったよ」
くぅ〜、涙が流れちゃう〜〜〜。。

江藤さん、カーテンコールの際におっしゃられていたとおり、お子様からお年寄りまで
くすくすっと笑えて、うるっとさせる。そんな素敵な舞台になってました。

これなら、初めて来た人も大満足なんじゃないかな。(前回の自分です)
でも、リピーターのひとのためにもた〜くさんの仕掛けをしてくれてます。
前回もやっていた、連続張り倒し(今回は8人連続でした。本家さん、ご愁傷様です)
キーハンターのメロディーをバックにした乱闘シーン
恋人ツーショットでのロマンティックな会話の後に、同じ設定、同じ会話で
別の二人(笑える二人ね)が演じると、もうどっかんどっかん大笑い。(うまく伝えられない〜)
キャバクラの場面も前回に引き続きでしたね〜。
また、そのキャバクラ場面でのサプライズ。
カラオケの場面になってずんこがリクエストした「1451-01」。
なんと!あのなつかしのずうとるび最大のヒット曲「みかん色の恋」。
それも、ずんこが歌おうとするのを阻止して江藤さんご自身が振りつきで
演ってくれて、僕もさることながらまわりの江藤さんフリークはもう涙ちょちょぎれ。
な〜んてのは序章で、千秋楽にはお客様としてきていた元ずうとるびの山田さんと新井さんが
急遽舞台に立ってくれて、今村さんを除くずうとるび再結成となりました〜
ぱちぱちぱち。
山田さんは今でもお客さんを乗せるのが上手(あったり前か〜)
「ペ・ヨンジュンじゃなく、ペ・ヤングの山田です」な〜んてお客さんをニコニコにしてました!

そして、我等がTomoちゃんとずんこちゃん。
Tomoちゃんは、前回に引き続きお嬢様役。かわいい部分とそして切れた時(張り倒し場面ね)
骸骨見て卒倒するシーン、英語で施主を圧倒するシーン。大活躍だったっすね。
とってもかわゆくて素敵でした。次回はめちゃめちゃはじけたTomoちゃんも見てみたいです。
そして、ずんこちゃん。相変わらずの面白怖いキャラで抜群の存在感。「出会いが欲しい〜」の
台詞はマジぞ〜〜としました(笑)
でも、今回はちょっと出番が少なかったかな。相方の怜胡さんがいれば倍増だったのに〜。残念!

最後に、ちょっぴ新星発見。施主の娘役の亜矢魅さん。
わたし〜思うんですけど〜(*^o^*) はまっちゃいました。 次回も出てくださいね〜!
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STORY

都内某所の、ある工事現場。昔気質の工務店の現場監督・江藤は近代化の波と不況の波に
揉まれながらも、一生住める家作りをしているのが自慢の男である。
少々おっちょこちょいでスケベだが、若い者からの信頼は厚い。
ある日、親会社の平野建設からマンション建設の下請け仕事が回ってくる。
しかし、なんと現場から戦国時代の小判が見つかり大騒ぎになるが、更に温泉が湧き
あげくの果てに白骨死体まで見つかるという、前代未聞の工事現場となってしまった。
果たしてここは呪われた工事現場なのか?
無事マンションは建設されるのだろうか?             宣伝チラシより


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